健康のために鍼灸治療を受ける方が増えています。
とはいえ、鍼灸についてよく知らない方にとっては、
針というだけで、なんだかちょっとコワイような感じがするようです。
そこで今回は鍼灸の治療についてご紹介してみたいと思います。

鍼灸というのは、
身体の部位(ツボなど)に鍼や灸を使って刺激を与えることで、
疾病の治療を施したり、健康増進を目指すものです。
日本では医師のほか、はり師ときゅう師だけがこの治療行為を行うことが出来ます。

鍼灸の技術が生まれたのは古代中国。
長年にわたる経験の蓄積によってその技法が培われてきました。
日本に渡ってきた鍼灸は独自の発展を遂げ、
現在の鍼灸技法を確立してきました。
20世紀後半には欧米でも医療技術として認められるようになり、
WHOが鍼に関する会議を開催するなど、
その技法を役立てるためにさまざまな取り組みがされています。

鍼を指したりお灸を据えたりすれば、
痛かったり熱かったりと苦痛を感じるのでは?
と思っている方は多いようですが、
そんなことはありません。
鍼灸で使用する鍼は極細なので痛みを感じることはありませんし、
お灸をすえる箇所、熱さにも細心の注意がはらわれ、
おもにツボを刺激するためのものなので、
苦痛を感じることはないのです。